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SPEAKERS
- LegalForceマーケティング部 部長
山崎千春 氏
LegalOn Technologiesは、契約審査の品質向上と効率化を実現するAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」や、締結後の適切な契約管理をサポートするAI契約管理システム「LegalForceキャビネ」など、最先端のテクノロジーと法務知見を掛け合わせたサービスを提供する企業です。
今回の施策では、企業の契約書管理体制の重要性を啓蒙することと、「LegalForceキャビネ」の認知獲得のために、NewsPicksのスポンサード記事メニュー「ブランドストーリー」と、人気番組シリーズ『THE UPDATE』の番組協賛を実施しました。
なぜ、NewsPicksをコンテンツパートナーとして選んだのか。その理由と、実施後の成果について同社のLegalForce マーケティンググループ ゼネラルマネージャーの山﨑千春さんにお話を伺いました。
サービス認知はリスク啓蒙から
「LegalForceキャビネ」の認知拡大施策として、ブランドストーリーの連載を実施しました。改めてご依頼の背景を教えてください。
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- サービスの認知を拡大するにあたって、ターゲットとなるスタートアップ企業の意思決定層に「契約書管理」の重要性があまり知られていない、という課題がありました。
現状、法務や総務の方が兼任することの多い契約書管理の業務は、契約書を「保管」するだけで手一杯。企業の意思決定を加速させるような「運用」まで実現できている企業は、ほとんどありません。
NewsPicksに依頼する前にCM施策も実施しましたが、15秒や30秒という短い時間では契約書管理にともなうリスクの啓蒙を十分に行うことができず、経営層に契約書管理を見直すきかっけを与えるまでは至らないという難しさを感じてました。
そこで、契約書管理の重要性をしっかりと伝えるために、新たに記事という形で認知施策を検討し始めたのです。
サービス認知を拡大するために、まずはしっかり契約書管理の重要性やリスクを市場啓蒙する必要があったのですね。出稿先としてNewsPicksを選んだポイントはありますか?
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- まず、読者層が「LegalForceキャビネ」のターゲット層とマッチする印象がありました。
NewsPicksさんの読者層はスタートアップ経営者やベンチャースピリットを持つ方が多いので、「LegalForceキャビネ」のターゲット層に対してピンポイントに訴求できるのでは、と。
スタートアップのように急成長している企業では、事業規模の拡大に比例して管理する契約書の量がどんどん増えていきます。
しかし、契約書管理業務に関しては、法務や総務が兼務している企業が多く、そこに割ける人的リソースも限られる。そのため、契約管理をサポートする「LegalForeceキャビネ」を導入いただければ、業務効率化や管理体制の構築にメリットを感じていただきやすいんです。
「こんなことまで!?」を実現するアサイン力
今回はブランドストーリーで3本連載を実施いただきました。企画段階からご一緒するなかで印象に残っていることはありますか?
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- 我々が伝えたいことを、自然かつユニークに伝える企画力やアサイン力が高いことです。連載3本目の『事業をスケールさせたいなら、“バックオフィス”に強くなれ』では、スタートアップ企業における契約書管理の重要性を伝えるため、Finatext(フィナテキスト)ホールディングスCEOの林さんに「しくじり先生」のようなポジションで、バックオフィスの失敗談を語っていただきました。
切り口も面白いですし、「こんなことまで言ってくれるんだ」というような内容もお話しいただき、驚きがありました(笑)
弊社のターゲット層に合致した方をアサインしていただき、リアルな経験談を通して契約書管理の重要性を伝えられたのは、個人的にも非常に印象深かったです。
洗練されたデザインで二次利用にも
実際の効果や反響はいかがでしたか?
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- 契約書管理は重要だという認識が、経営層にも徐々に醸成されてきているように思います。また、営業のシーンでは、記事を二次活用しながらセールス活動をしており、コミュニケーションコストを抑えられている実感があります。
NewsPicksさんのコンテンツはデザインが洗練されていますし、制作ナレッジを持つプロの方に内容を綺麗にまとめてもらっているので、目を引きやすいのがポイント。だから、ベンチャー企業や中小企業の方々に対して、バックオフィスの整備の必要性がよりスムーズに伝わるようになりました。
二次利用としても活用いただけているんですね。
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- はい。客観的な目線でサービスの価値や伝えたいメッセージを汲み取り、スタイリッシュなデザインでパッケージングしてもらえるのがありがたいですね。そこが他の媒体にはない価値だと思います。
ブランドストーリーでの3本連載終了後、動画施策である「THE UPDATE」も実施いただきました。
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- 市場啓蒙やサービス認知の拡大はじわじわ進んでいくものなので、コンテンツ施策はとにかくやり続けることが重要だと思っています。そこで、テキストとは異なる側面からもアプローチを続けようと考え、番組制作に踏み切りました。
マーケティングにおいてはリード獲得などの短期的な施策も重要ですが、多角的な方法で潜在的な顧客層を増やすアプローチも並行して行わなければ、いずれ頭打ちになってしまいます。
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- その意味で、今回のようにNewsPicksのブランドストーリーや「THE UPDATE」の力もお借りしながら、弊社がリーガル領域のリーディングカンパニーとして啓蒙し続けることが大切だと思っています。
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- 今後も、NewsPicksさんのさまざまなコンテンツを通して、長期的な目線で契約書管理のあるべき姿を定着させていきたいですね。